ヴァンダル画廊街の奇跡
読了。
かかった時間は十時間をゆうに越えてます。
毎日少しずつ読み進めていって、今日残り半分を一気に読みました。
相変わらずの遅読ですw

さて、感想です。
読み始めは正直、とっつきづらかったのですが、
進めていく度、キャラクターの面白さに惹かれていきました。
基本は三人称で書かれているのですが、
部分によって、一人の人物視点の心理描写を入れているので、
そのキャラクターへ感情移入しやすかったです。
アート・テロリストという設定も、痛快で楽しく読めました。
どのキャラも好きなのですが、特に私は
「ゲティスバーグ」がお気に入りですw
あの喋り口調が良い! それに、部下の「カッツェ」という、
違うようで似ている二人組みの構図が素晴らしいと思いました。

二巻が出ているのは知っていましたが、三巻も出ていたとは。
世界を巡る絵の物語――興味をそそられた方は、是非読んでみてはいかがでしょうか。

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